本の紹介「口述スピリチャルケア
エネルギーコントロールの授業の本を求めて書店まわりしちゃいました。
ないと逆に欲しくなる。
こんなコーナーにあるわけないと思いながら、医書コーナーへ
ないです。
あるわけないですよね。
スピリチャルだしなあと思いながら
看護師向けのコーナーに足が向く。
危ないスペース
つい値段も見ずに買う癖がある
看護師かあさんですからねー。
でつい、買いました。
スピリチャルケア
スピリチャルケアって何?
に対して
岡本拓也先生が2016年に行われた
40回日本死の臨床研究会年次大会におけるシンポジウムでお話をされた内容をまとめられた本のようです。
薄くて安い
読みやすそう、字がでかい!
そして随所にコーチング的
カールロジャースの言葉あり
自己受容の話あり
医療者にできることは「伴走」
素晴らしい言の葉の数々
医療特に重症心身障害児者施設に勤めて35年
かあさんは看護師として
精一杯生きることを応援し、家族とともに寄り添える伴走者でありたいと思っていました。
ともに悩み、ともに喜び、ともに苦しみ、ともに笑う。
そんな親戚以上家族未満みたいな関係の中で、この生きることに精一杯挑戦し続けているひとたちとともに過ごしてきました。
存在しているだけで価値がある
なぜこの方達が生きているのかと問うスタッフにはそんな風に答えてきました。
誰1人生きていて意味のない人はいないと。
そんな風に伝えてきました。
自分にはなかなか言えない時もありましたが。
振り返ってみれば、そう言葉に出しながら
自分もそうなんだよと言われたかったのかもしれないですね。
途中に中島みゆきさんの歌が紹介されていました。エレーンという歌で生きていていいですか?というアルバムだそうです。まさにそんな歌詞でした。
今は、重症心身障害児者施設からは離れ、知的障害者施設にいます。
言語での意思疎通は苦手な人達
その表情で、行動で、声で、伝えてきます。
少しパターンが崩れるとどうしていいかわからなくて、伝えられないもどかしさを伝えようとしますが
うまく伝わらない。
週に2度だけの関わり
重症心身障害児者よりも言葉が沢山ある分、油断するとその言葉につられて
表面的に関わってしまうこともあります。
危険回避のためには
行動制約も必要な場面も多々あります。
そんな時思うんです。
彼らはこれからもずーーと
制約され続けて行くんだろうなあ
彼らが本当に望む暮らしって
どんな世界なんなんだろうって
全く動けない方々がほとんどだった重症心身障害児者施設から
動くことはできるのに
動けることが命を危ぶませる環境である暮らし
なかなか慣れていくには時間がかかりそうです。
本当はどうしたいって
奥深いですね。
奥深いからこそ
時々考えてみてください。
コーチングの質問の中にこんな質問があります。
もしも、10億円あったら
あなたは何をしたいですか?
そしてその手に入れたいものが手に入ったら、
どんな風になっているのでしょう。
その夢が達成できたとしたら
何がいいのでしょうね。
どんな気持ちになるんでしょうね。
今10億円あったら何をしますか?
そんなちょっとありそうのない問い
楽しんで、妄想してみてください。
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