あべとしゆき展で発見したこと。

 山形出身の水彩画家
あべとしゆきさんを知ったのは、もう3、4年前?かな。



水彩画が好きなのはイギリスのターナーの作品に触れてから。


ターナーの超有名な作品の
影に隠れるようにひっそりと飾られることが多い
水彩画がかなりのお気にいりです。



その雰囲気に似ている❗️
水彩画なのに、まるで写真のような絵の数々。


横浜はTakashimayaか、
あとは、赤レンガパーク

東京は京王プラザホテル
東京駅オアゾの丸善書店


作品集はもちろん全部、
カレンダーも毎年恒例です。



細かな筆遣いを想像します。
絵心なし、わからないのだけれど

白を活かす技法もありそうです。


光と影とか




今回のタイトルは
静けさを聴くために



新しい作品がほとんどです。
FBにアップしている作品もあります。


やはり、生の作品から得る
川の音、空気の清らかさ、深々と積もったゆき、青々としたみどり、


静けさとはなんて素敵なタイトル
まさにぴったりだなぁと感心するばかりでした。



絵には解説文がついていて
それがまた響きます。


よく読んだら水彩詩画集


解説文ではない‼️


その名の通り
挿入されている詩が
これまたすごい⤴️⤴️のです。



「作品とは品を作ることではなく、ひんを作ること」



ひとりで本を読むように
一人で絵を描いていたい
そして、
絵の中に静けさを聴いていたい。




そんな文章通りな雰囲気を醸し出し、展覧会の会場に佇むご本人




穏やかに



近道ではなく、美しい道を選ぶ。


近い世代感を感じます。



ギラギラと精力的に絵を描いているのではなく、
淡々と絵を描くことに向かう。


絵を描くのにどのくらいかかるんですか?と聞かれると答えに困ると。


絵は書いていることもあるし、書いたのを眺めている時間もある、眺めている時間は
自分のこころが絵に溶け込んでいくのをただまつのだと。



究極は
できる自分も、できない自分も
全部が自分なのだ。
(アドラーだよねと)



一番好きな道を選び、ゆっくり歩きたい。
目的のためにいきるのではなく、生きることが目的なのだから。


と結ばれている。


絵と詩や文字で自己を表現されている。
そこに言行一致感がある。


穏やかな幸せを滲ませて佇む姿に
いい人生を過ごされているなと思うのでした。


また見に行こうと思うかあさん。





今年のピカいちは


あの日の空
一番大きな作品がありました。



かあさんの頭に浮かんだのは
さださんが歌った広島の空の歌詞でしたが



ほとんど、真っ白な画材に
薄く青い空が描かれていました。



書かないことで描く

なにもしていないようで、
実はしっかりと訴えるものがある。



その風景を切り取るセンス
素晴らしいと思いました。



書けないんです、全く絵画は。



でもね、
40歳ぐらいから行き始めた展覧会巡りのお陰で


自分の好きな絵はわかるんです。(笑)


良かったら、いってみてください。
東京駅北口   オアゾの丸善書店  4階
無料です❗️


ご本人がいるかはわかりませんが。



あべとしゆき展です。
FBにも作品を投稿されています。

かあさんの部屋

現役看護師として45年 医療介護界専門コーチです。様々な体験経験を活かし、あなたの幸せをサポートします。

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