コーチングは日常生活に活かすことでさらに人間関係が楽になる

とある畑での出来事です。

隣の畑で水田の周りの雑草取りをしているお父様に声を掛けられました。

「あんたはここの畑の人?」
「はい、ここを借りている人と一緒に使わせて頂いています」
「そうかあ、ここの端っこのさあ、草刈ったでしょ」
「はい、午前中に刈ったと思います」
「困るんだよね、こんな刈り方されたらさあ」
「ここはさあ、こうやってさあ、こっちはこっちで残しておいたところまで刈られたらさあ、・・・、でさあ、刈ったのが落ちてきてさあ、みずのながれがさあ・・・
続く続く  延々とお父様、怒るわけではないがいいたんこといっぱいみたいなのと、
前の方とのお互いに気を使っていた時に良かった話と。。。。

「そうなんですね、そんなところが大変なんですね。。。。」
まあまあ聴くに徹することに 10分ぐらいかなあ
「ここの人はどこにいるの?」
「大船ですよ」
「あんたもかい」
「私は横浜です」
「そんなところから来ているんのか?じゃあ会わないな」
「いや、多分会いますから、話しておきますね」
「どうせ話せやしないな」。。。。。
「また教えてください。。。」



こんなやり取りでした。

内心、そんなこと言われても
わたしも借りている身だしね。
それ言われてもさあ
私が刈った訳じゃないし
たまたま今日来ただけだし


思うところはありますよ。


でもね
淡々と話すお父様。。。
吐き出したいんだろうなあと

ここはコーチ  
聴きますよ、全開で聴きました。

人って本当に言いたいことが言えると
なんか、ほっと一息つくんです。
共感して聞いていたら
ここで 前は一緒に畑をやっていた人との交流が
無くなって寂しい😔とかって
感じました。


 昔話、一緒に農作業をしていた仲間との
口には出さないやり取りとか
お互いを気に配る些細なやり取りとか
沢山あったんだろうなあって
そこがなくなって寂しいのかなって
そんな感情が伝わってきました。


不思議ですよね。


相手の立場で相手の目線で相手の感情で聴く
そうすると、ああなるほどねえって思います。
コーチングでいう共感で聴く。


コーチング習う前だったら、
上手くこなせたやり取りレベルで終わったかも
私案外上手だわ止まりだったと思います。

なんかやっぱりコーチング習ってよかったなあって
思うエピソードでした。





かあさんの部屋

現役看護師として45年 医療介護界専門コーチです。様々な体験経験を活かし、あなたの幸せをサポートします。

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